中部電力:18年3月期決算(2019年3月期:配当40円への増配)

2018年4月27日、中部電力(9502)の決算発表は以下の通りとなりました。

2018年3月期は増収増益・増配という結果になり、
2019年3月期においても、売上高、営業利益、経常利益、当期利益の全てが前年比を上回り、引き続き好調な業績により増配の流れが続きそうです。

◆【決算速報】中部電、今期経常は5%増益、5円増配へ

中部電力 <9502> が4月27日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比5.8%増の1285億円になり、19年3月期も前期比5.0%増の1350億円に伸びる見通しとなった。

同時に、今期の年間配当は前期比5円増の40円に増配する方針とした。

2018年04月27日16時01分 株探ニュース

2018年3月期の純利益が35.1%の減益となっていますが、これは老朽化した火力発電所廃止に伴う減損損失による特別損失の計上が起因しており理由が明確で建設的な減益であることから特にネガティブな材料とはなりません。

以下の四季報の通り、当初は2018年3月期は配当金30円、2019年3月度も配当金30円の予想でしたが直前に上方修正され2018年3月期は配当金35円、2019年3月度も配当金40円の予想となりました。これは大きなポジティブ材料となります。

また、SMBC日興証券では中部電力の2020年3月期は50円配当、2022年3月期は60円へ増配されていくことを予想しており、引き続き増配傾向にある銘柄と言えます。

◆ 中部電力-SMBC日興が新規「2」アライアンスで従来の枠を超えた取り組みに期待

浜岡原発再稼働の見通しは立っていないが、経営効率化と2014年5月の値上げで、収益水準・自己資本比率ともに高く安定。3月27日には今18.3期会社計画修正と増配(従来30円→今回35円)を発表。経営効率化進展やアライアンス活用などにより収益水準向上が続くとみられ、20.3期に50円配当復帰、22.3期に60円への増配を予想。

4月4日(水)15時01分配信 トレーダーズ・ウェブ

なお、浜岡原発が再稼働された場合には大幅に収益が改善されることから、配当金は100円を超える可能性が高いと思います。ただし、2018年に再稼働する可能性は低くく、再稼働が実現する場合でも最短でも2019年以降である可能性が高いと言えます。

しかし、原発再稼働が行われない場合でも西名古屋火力発電所や上越火力発電所の最新LNGを中部電力は火力発電の主体としていることから、引き続き安定した好業績を期待できます。

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