2018年4月4日 電力株レーティングと目標株価 by SMBC日興証券

◆ 2018年4月4日 SMBC日興証券(3段階・1>2>3)

東京電力(9501):レーティング弱気(3)、目標株価:340円
中部電力(9502):レーティング中立(2)、目標株価:1,650円
関西電力(9503):レーティング強気(1)、目標株価:1,670円
中国電力(9504):レーティング中立(2)、目標株価:1,320円
北陸電力(9505):レーティング中立(2)、目標株価:940円
東北電力(9506):レーティング中立(2)、目標株価:1,410円
四国電力(9507):レーティング中立(2)、目標株価:1,270円
九州電力(9508):レーティング中立(2)、目標株価:1,260円
北海道電(9509):レーティング弱気(3)、目標株価 :640円

現在、原発再稼働を行っている電力会社は以下の3社です。

・ 関西電力:3基稼働中(高浜原発3・4号機、大飯原発3号機)

・ 四国電力:1基停止中(伊方原発3号機、広島高裁により運転差し止めが決定)

・ 九州電力:2基稼働中(川内原発1・2号機、玄海原発3号機は問題が発生して停止中)

つまり、現時点で司法リスクのある電力会社は上の3つの電力会社となります。しかし、原発再稼働により大幅な収益改善を見込めることができることから、直近の司法リスクへの警戒が和らいだ関西電力のレーテイング及び目標株価が強くなっています。

中部電力は原発再稼働を行っていない状態であるのに、売上高、営業利益、経常利益が強く、先日上方修正までされたのは、最新LNGを火力発電の主体としていることが起因しています。

2018年4月3日時点での実績PBR、予想PER、予想1株配当は以下の通りとなっています。

電力会社 実績PBR 予想PER 予想1株配当
東京電力 0.43 2.29 0
中部電力 0.66 16.47 35
関西電力 0.92 9.84 30
中国電力 0.75 36.60 50
北陸電力 0.60 0
東北電力 0.97 11.83 40
四国電力 0.83 16.43 30
九州電力 1.19 12.98 20
北海道電 1.02 12.69 5

中国電力は配当利回りが良いのですが、1株利益37.8円(連18. 3予)に対して配当額50円というこで将来的な減配リスクは否定できない状態にあります。

将来性と安定性という観点では、原発再稼働を行わずとも大幅な利益を確保できる中部電力、短期で大きく利益を上げたいという観点では関西電力が現在人気の電力銘柄となっています。

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