若い女性の方で、スタバや喫茶店などで知らないおじさん・おじいさんに話しかけられた経験はないでしょうか。そして、その話かけられる内容は他愛もない日常会話、ナンパでもないがとにかく話かけられ続けるという経験はないでしょうか。
この記事は、とある女子大生がスタバで危険な目にあいかけた場面に遭遇したので、書くことにしました。本記事の結論としては、知らないおじさん・おじいさんに話かけられたら、原則相手にすることなく、例えばイヤホンしている状態なら無視するか、しつこい場合は立ち去ることが大切である、という記事の内容となっています。その理由を以下に書きます。
喫茶店でのおじいさんに注意すべき記事を書こうと思った理由
当方はよくスタバを利用するのですが、そのスタバにはおじいさんの常連客がいます。
店内でも帽子をかぶっているおじいさんは、よく若い女性客の隣に座って話かけていました。最初は、話好きのおじいさんなんだろうなぁと思っていたのですが、若い女性客がくると席を移動し話しかけるので、話好きというより若い女性が好きなじいさんなんだと分かりました。
私は、その「帽子おじいさん」の近くに座ることが何度かあったので、そのおじいさんの話の切り出し方をよく耳にしていました。「 学生さん? 」という質問から始まることが多かったです。そして、女性客が「そうです。」とか「いえ、違います。」とか反応すると、そこから帽子おじいさんは30分以上、長い時は1時間以上も一方的に話かけ続けてきます。
ある日、いつものように「帽子おじいさん」が1時間以上も女性に一方的に話かけ続けていました。その日、1席離れて座っていた当方にも聞こえるような大きな声で話をしており、帽子おじいさんは、その女性が大学生であることや、この近くに住んでいることなども聞きだしていました。そして、その女性が立ち去ろうとしたとき、帽子おじいさんが「近くまで、一緒に歩きましょう」と言って、いっしょに行こうとしたのです。
その女子大生が「いえ、大丈夫です」と断ってもついて行きそうな感じだったので、さすがに注意した方がいいなと思ったところ、女子大生がダッシュで足早に立ち去ったことから事なきを得ましたが、気の弱い女性だったらストーカーされていた可能性もあったかもしれません。
この出来事の前までは、帽子おじいさんの言動は「様々な世代の人との交流は良いことなのかもしれない」と当方は思っていましたが、女性が例えば1人でゆっくり休憩するために喫茶店に来た場合や少し勉強するために喫茶店に来た場合には、それを老人の一方的な「若い女性と話たいという欲求」を満たすために邪魔するのは良くないと強く思うようになりました。
スタバなどの喫茶店で知らないおじいさんと話をする危険性
上述の帽子おじいさんは、とても優しい感じの声で話かける人であり、実際に悪い人ではないと思います。しかし、若い女性好きなのは確かであり、女性の都合は考えず一方的に話をする人であることも確かです。
そして今回のように気の弱い女性がたくさん話を聞いてもらえることが分かると、相手も興味があると勘違いして、その女性に近づきたいと思い、ついて行こうとしたのかもしれません。
気の弱い女性なら押せば何とかなると考えているのか、あるいは勘違いしてエスカレートするのかは分かりませんが、知らないおじさん・おじいさんと話をするとこのような危険性もあるのですから、できる限り、話かけられても相手にしない方がいいと思います。
また、このようなストーカ未遂で済めばまだ良いのですが、可能性は低い話かもしれませんが気の弱い女性や隙のある女性と分かった場合、尾行されてどこかに連れ込まれる危険性もあるかもしれません。性犯罪はまさかという時に起きるので気をつけましょう。
知らないおじいさんと話をする危険性:風疹など病気の感染源
現在、風疹が大流行しています。39歳以上のおじさん、おじいさんの中にはワクチン接種をしていない人が多くいます。スタバなどの喫茶店で隣り合って座っている場合、ちょっとしたくしゃみ、せきなどで簡単におじさんから風疹は飛沫感染します。
人の都合を考えずに一方的に話しかけてくる男は、自分さえよければいいと考えているタイプの人なので、自発的にワクチンの接種をしていない可能性が高いと言えます。
https://www.nhk.or.jp/d-navi/stopfushin/index.html
風疹は恐ろしい病気で妊娠初期の女性が感染した場合は、赤ちゃんに障害がでる可能性があります。風疹は1つの例であり、スタバなどの喫茶店で隣り合って座っている場合には、簡単にくしゃみやせきなどの飛沫感染で病気をもらう可能性があるので、本当にご注意を。
スタバなどの喫茶店で知らないおじいさんと話をする損失
本を読んでいるのに一方的に話かけられる、勉強しているのに一方的に話かけられる、つまり女性客が何かしたい状態である時に一方的に話しかけてくる知らないおじさん・おじいさんは相手の都合を考えてくれない人であると言えます。
そもそも、そのような自分のことしか考えていないおじさん・おじいさんと話をし、あなたは何か得られるものがあるでしょうか。おそらく得られるものは、ストレスと時間の損失だけになる可能性が高いと思います。
もし、本当に「様々な世代と会話することで刺激を得たい、交流を深めたいと考えている人」であれば、若い女性客ではなく男性でも良いわけです。しかし、イヤホンをつけている女性、勉強をしようとしている女性、本を読みたい女性に一方的に話しかけてくる場合には、上述のような建設的な意図はなく、自分の欲求だけを満たしたいだけの人であることが分かります。
そのような知らないおじさんと会話しても、得られるものはストレスや時間の損失だけとなる可能性が高いだけでなく、上述のような危険な目にあう可能性があるので、やはり、知らないおじさん・おじいさんが話かけてきても、相手にしない・立ち去ることをお勧めします。
スタバなどの喫茶店で知らないおじいさんを相手にしない対応策
それでは、知らないおじいさん・おじさんを相手にしない対応策を紹介したいと思います。
◆ おじさん対策 その1:なるべくおじさん・おじいさんの隣には座らない
これが最も基本であり大切なスタンスです。同性の近くに座ることをお勧めします。しかし、若い女性が好きなおじいさん・おじさんはとなりに座ってくるので、その時の対応策を以下に紹介したいと思います。
◆ おじさん対策 その2:イヤホンをつけておく
スタバなどの喫茶店でゆっくりと本を読みたい人、勉強したい人はイヤホンをつけておくことをお勧めします。音楽は聞いている必要はありません。イヤホンをつけておくことで、話かけられても「聞こえない」という正当な理由で相手を無視することができます。
たいていのおじさん・おじいさんは、女性客からの反応が全くないと諦めます。イヤホンをつけて聞こえないフリ作戦をしてもしつこく話かけてくる場合、そのおじさんはかなり危険な人である可能性が高いので、その場合には速やかに立ち去ることをお勧めします。
◆ おじさん対策 その3:タイミングを見てイヤホンをつける
イヤホンをつけていない状態で、知らないおじさん・おじいさんが隣に座り話かけてきた場合突然話かけてくるおじさんからの質問に思わず反応してしまって、その流れでおじさんからの一方的な会話が始まってしまうケースもあるかと思います。
最初に反応したのに、その後にいきなり無視するのは難しいと思います。そのような場合には興味なさそうに適当に相槌を打った後に、なるべく早い段階で隙を見てイヤホンをつけることをお勧めします。おじいさんの話を興味深そうに楽しそうに聞いてしまうと、おじいさんは、自分との会話に興味があると勘違いしてより饒舌になるので注意が必要です。
イヤホンを付けた後は、話かけられても「聞こえない」という正当な理由で相手を無視できる可能性が高くなるかと思います。
◆ おじさん対策 その4:最終手段:立ち去る
イヤホンをつけている、勉強もしている(本を読んでいる)、話しかけられても無視しているそれでも話かけられ続ける場合の選択肢は、大きく2つしかありません。
それは「席を移動する」または「立ち去る」です。もちろん、今は本を読んでいるので話かけないで下さいと言う選択肢があるかもしれませんが、トラブルが発生する可能性があるので、これはお勧めしません。次に「席を移動する」ですが、これは現在座っている席よりも広くて条件が良い状態である場合は移動しても問題ないと思いますが、同じ条件の座席とスペースであるにも関わらず移動すると、あまりにも露骨な拒否なので、もしかしておじさんから舌打ちされたり不快な思いをしますし、ちょっとしたトラブルになるかもしれません。
そこで安全策としては、その場から立ち去ることです。なぜ「私が立ち去る必要があるのか」と思うかもしれませんが、知らないおじいさん・おじさんからロックされてしまい、一方的な会話を強いられてストレスを受けたり、時間を浪費するよりもダメージは少ないはずです。
以上です。ご参考頂ければ幸いです。
正直、帽子おじいさんのストーカー未遂の場面に遭遇しなければ、このような記事は書きたくなかったですし、老人と若者が会話して交流することは双方に刺激があることだから、それはそれで建設的で良いのではないかと考えていたので何だか悲しい気持ちです。
しかし、知らないおじいさん・おじさんが若い女性客にターゲットを絞って、女性客の都合を考えることなく一方的な会話を長時間続ける場面をみたり、ストーカーまがいのような行為を見てしまうと、この情報発信が必要と思い記事にしました。ご参考頂けますと幸いです。