2018年8月4日の日経新聞の記事で「NTTグループがIT事業で再編する」という内容のものが配信されました。記事内容の通りの再編ならば、NTTドコモ(9437)が大きな恩恵を受ける可能性があることが分かります。
■ Source:NTT、IT事業再編 コム・データなど統括新会社
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33812670U8A800C1MM8000/
◆ NTT、IT事業再編 コム・データなど統括新会社
NTTグループは国内外のIT(情報技術)サービスの統括新会社を設立する方針を固めた。NTTコミュニケーションズやNTTデータ、南アフリカのディメンション・データのグループ会社を一体運営して事業の重複を解消し、将来の統合を視野に入れる。通信からデータ処理まで一貫して手掛ける体制を整える。1999年のNTT再編以来の大型再編で、新会社は日本最大規模のITサービス企業となる見通し。
~ 省略 ~
NTTデータやコム、ディメンションの株式を新会社に移管する方向で調整している。新会社は今秋にも設立する。法人向けのクラウド事業やデータ処理、ソリューションを提供する総合的なITサービス企業となる。
NTTドコモの個人向け固定通信サービス「ドコモ光」に、NTTコムが展開する同サービスの「OCN光」を統合させ、法人向けは新会社に、個人向けはドコモに集約する再編案もある。グループの役割分担を明確にしてグループ全体の収益性を高める。
NTTドコモ(9437)は、8月6日、8月7日ともに株価は上昇して、ここ10年で最も高い株価になりました。といっても、NTTドコモは増収増益・連続増配の企業であり配当利回りが良く、3000円近い株価でも、利回り3.7%以上もあります。
8/3 レーティングとしては、野村証券が投資判断「Buy」目標株価「3180円」としています。
18年6月第1四半期連結は、増収増益という結果となりました。
さらには、通期も上方修正となりました。
今回のNTTグループ再編により、NTTドコモの将来性をさらに期待できるようになりました。この銘柄は長期保有が一番ですね。