関西電力:2018年9月中間決算(増収減益、台風21号の特別損失128億円)

関西電力(9502)の「2018年9月中間決算」は次の通りとなりました。

◆ 関西電力、2年連続で減益(料金値下げ、台風被害で)

関西電力が26日発表した2018年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比36.9%減の727億円で、中間期として2年連続の減益だった。

大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を受けて7月に実施した電気料金の抜本値下げに加え、台風21号の停電被害に伴う特別損失が128億円に上ったことや、原油や天然ガスなど燃料費の増加が響いた

販売電力量は3.3%増の588億キロワット時で、8年ぶりに増加に転じた。企業向けが回復した一方で、家庭向けは大阪ガスなどへの顧客流出が続いている。

売上高は4.0%増の1兆6106億円。家庭向けの都市ガス販売の好調などが寄与した。

https://this.kiji.is/428458860073043041?c=39546741839462401

決算の数字だけを見ると厳しいものを感じるかもしれませんが、以下の決算資料の通り配当は50円が維持されるでしょうし、火力発電所停止による燃料費の差替えなどに伴う費用の増加、台風21号に伴う特別損失の計上など一時的な減益影響が重なっていることが大きいのであまり悲観的になる必要はないと思います。

あわせて、2019年度以降の原発7基体制が確立すれば大幅増益、増配が確実であることから、将来性が最も期待できる電力会社とも言えます。さらに、関西電力は原発依存度を可能な限り低減することを考えている点、CO2排出抑制に最大限取り組んでいる点も評価できます

原発再稼働により得られる利潤を活用して、最新のLNG発電所を建設することを強く期待しております。それにより老朽化した環境に悪い重油発電所の廃止も可能となります。

また、和歌山市のLNG発電所(CC方式370万kW)の計画が動きだすことを期待しています。

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