キヤノン(7751)18年12月期4.5%増益、19年12月期5%減益想定(前提為替:米ドル105円、ユーロ125円)

キヤノン(7751)が2019年1月30日大引け後に発表した2018年12月期決算は以下の通り、純利益は4.5%増という結果になりました。

売上高:3兆9519億円(-3.1%)
営業利益:3429億円(+6.6%)
税引き前利益:3628億円(+2.5%)
当期利益:2527億円(+4.5%)

配当金については、2017年の年間配当160円 ⇒ 2018年の年間配当160円という結果で数字上配当金額の維持ですが、2017年Q4配当の85円のうち10円は記念配当であることから、実質は2017年の配当150円(記念配当除く) ⇒ 2018年の配当160円の10円増配とも言えます。

2019年年間配当は現時点で公開していませんが、これはいつものパターンなので特に気にする必要はありません。米中貿易摩擦がどうなるか、イギリスのEU離脱がどうなるかが明確になり為替レートが落ち着いてくれば営業利益がどうなるか明確になってくるのでタイミングをみて公表されることになるかと思います。

そして、気になる2019年12月予想は減収減益となっています。

これは為替レートを円高方向に設定したことが大きく影響しています。興味深いロイター記事を以下に紹介します。赤枠の記事通り、為替影響を除けばキヤノンは2019年12月は増収増益という結果になる可能性が高いです。

キヤノン株を保有している方は、2019年は1ドル 105円、1ユーロ 125円という為替レートを意識するようにしましょう。特にドル円の為替レートが重要です。仮に円高が激しくすすんで例えば1ドル100円ともなれば下方修正が発生する可能性があります。

本日時点では1ドル109円台なのでキヤノンの収益にとってはプラスです。

米中の貿易摩擦がどうなるか、イギリスのEU離脱がどうなるか、当面はこの2つのイベントが為替レートに大きく影響を与えそうです。

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