JT <2914> が2019年2月7日発表した2018年12月期連結決算は以下の通りとなりました。
2019年12月期は、国内のたばこ事業は増益を確保するが新興国通貨安が重荷となる可能性があり業績予想では減益を慎重に予想しています。ただし配当金は154円へ増配となりました。
JT<2914>が2月7日に発表した2018年12月期の税引前損益は1.3%減益の531,486百万円、直近のIFISコンセンサス(515,844百万円)を3%上回る水準であった点は大きいです。
人気の新型プルームテックの発売と、2019年2月12日からPayPayの100億円キャンペーンによりタバコ特需が発生することから、2019年12月期は上方修正される可能性があります。
PayPayの100億円キャンペーンは前回とは異なり、最大20%還元となるための購入金額は5000円であることからちょうどタバコ1カートンの価格であり、多くの喫煙者はタバコの購入に使用する可能性が高いと言えます。
さてポジティブサプライズとして、約4年ぶりに自社株買いすることになりました。
自社株買いについては1月18日に書いた記事でも触れていましたが、4年ぶりの実現です。
500億円分の自社株買いです。
2019年12月期は新型プルームテック発売、2月12日からPayPay特需など決算期待できる状況になっています。プルームテックの売れ行き状況により、来期配当金は154円から160円へと増配となる可能性が十分にあります。