キヤノン(7751)19年3月第1四半期:大幅な減収減益、下方修正、アナリスト予想も下回る

キヤノン(7751)が2019年4月24日大引け後に発表した2019年3月第1四半期決算は大幅な減収減益となりました。アナリスト予想も下回っておりかなり厳しい決算となっています。

現時点で「減配」の発表はありませんが、19年12月第1四半期の1株利益が「 29円 」ということもあり、19年12月第2四半期の決算により減配の可能性が出てきました。

【決算速報】キヤノン、今期税引き前を15%下方修正

キヤノン <7751> が4月24日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。19年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比46.2%減の461億円に落ち込んだ

併せて、通期の同利益を従来予想の3475億円→2950億円(前期は3628億円)に15.1%下方修正し、減益率が4.2%減→18.7%減に拡大する見通しとなった。
なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.0%→4.7%に大幅悪化した。

Source:15時01分配信 株探ニュース

為替レートは、以下のレートとしています。ドル円は大丈夫かもしれませんが、ユーロ円は、引き続き厳しい結果になる可能性もあります。

説明会資料では「2019年1Q実績のポイント」として、以下のようにコメントされていますが外部環境・事業環境ともに「マイナス要因」となっています。

◆ 外部環境
中国や欧州を中心とした景気減速
前年比較でユーロなど通貨安が進行

◆ 事業環境
カメラは市場縮小幅拡大
産業機器関連では、顧客の投資抑制が続く

「経費は前年以下に抑えるも、数量減、また昨年の利益が高かったこともあり、減収減益」ということですが、キヤノンにとって分岐点となる1年になるかもしれません。

◆ 2019年5月9日追記:キヤノンが500億円の自社株買いを発表しました。

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